2013年1月28日月曜日

災害ボランティアコーディネーター養成講座フォローアップ研修

1月26日(土)

 昨年の11月におこなわれた災害ボランティアコーディネーター養成講座のフォローアップ研修が福祉会館でおこなわれ24名の受講生の参加がありました。

 研修内容は、午前中は犬山市消防本部職員の皆さんにより、心肺停止状態での救急蘇生法を習いました。心臓マッサージ(胸骨圧迫)、人工呼吸、AED(自働体外式徐細動器)の使用方法などを映像をまじえながらわかりやすく説明を受け、一人ずつ交代で実際に手順どおりおこないました。

1分間に100回の心臓マッサージのテンポはかなり大変です

 午後からは、「クロスロード」というゲーム形式の研修で災害対応について学習をおこないました。
「クロスロード」は、参加者が出題される災害に関する事例・設問を自らの問題として考え、YESかNOかのカードで自分の考えを示すとともに、参加者同士が意見交換を行いながら、ゲームを進めていきます。ゲームを通じ、災害について自分で考察をおこない、かつ自分とは異なる意見・価値観の存在に気づくことができます。
災害現場では、臨機応変でスピーディーな判断が不可欠であり、また一方で判断を間違えると二次災害にいたることもあり、困難な意志決定を迫られることがあります。普段から防災、災害について様々な想定をおこない考えておくことが、いざという時にあわてずに皆が納得する判断をくだすことができます。

1グループ7人に分かれ、多数意見者になるとアメがもらえ、
また1人だけの少数意見者はチョコレートがもらえます

 出題例を紹介します

 Q.高校の生徒が団体で災害ボランティアとして被災地に行くことになりました。
   当日、集合場所に一人の女子生徒がスカート姿で現れました。
   その生徒を一緒に連れて行きますか?

 Q.災害発生から数時間経過後、避難所に3,000人が避難しています。非常食は2,000人分用意さ
   れているが、追加のめどは立っていない状況です。
   避難者に食料を配りますか?

 さあ、あなたの答えは、YESですNOですか?



  

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