2013年2月19日火曜日

さくら会(おしゃべりサロン)初開催!!

2月15日(金)

午後から城東地区の第2桜ヶ丘集会所で「おしゃべりサロン」が初開催され、おじゃましました。

 このサロンは、第2桜ヶ丘団地に住む方から
「身近な場所で、同じ団地同士で交流できる場が欲しい」
という声からできたものです。社協に相談いただき、今日に至るまで4回の打ち合わせを重ねられました。




 参加者は17名。集会所はいっきに賑やかになりました。





  



お話しやすく顔なじみになるよう名札を作成。
打ち合わせから出たアイディアです。





色々な名前が出ました。

 まずは、この会(サロン)の名前を考えました。いくつか挙げられた候補から自ら住む町内会の名前から「さくら会」になりました。



 今日は、名前を決める以外に運営に当たっての役員を決め、そして今後どんなことをしたいのかと話し合われました。

 サロンは、決まった形はなくそれぞれの地域にあった10地域10色の運営が特徴です。

自分立ちのための楽しい会。色々なやりたいことが出てきました。

 まず、自分達が楽しめることが一番です。参加者からは、
「わいわい、楽しいおしゃべりを」、「体操をしてもいいかも」、「季節を楽しめる行事をやりたい。やっぱり花見!!」
活発な意見が出てきます。

 参加者には、ジムで体作りをされてる方、歌が上手、俳句が得意、裁縫が得意な方も見えるため、いつかはその方が先生になって体操や作品づくりを・・・そんな声もあがりました。





「体操がしたい」
の声から、みんなでツボマッサージや爪もみが始まりました。
(これは、2月4日に開催した明日から使える講座「レクリエーションセミナー」で勉強したものです。さっそく役立てていただけました。)



 また、お手玉を作ってきてくれた方も見え、
「なつかしいわ~。」
と、いつの間にかお手玉に挑戦。最初はなれない手つきもすぐに出来てしまします。体が覚えているんですね。

 あちらこちらでわいわいと話の花が咲き、笑顔が出てきます。





 あっという間に2時間が過ぎ、今回は終了です。来月が楽しみという声もありましたが、
「近所に顔見知りができ、防犯にもなりそう」「色々な話が聞けてよかった」という声もありました。

 サロンには、こんな効果があると言われています。
①楽しむ場。いきがい作り
②つながり作り
③無理なく体を動かせる場(心と体の健康維持)
④生活に役立つ情報があつまる(情報の共有の場)

 人と身近に出会うこと、出かける場所があることは、暮らしの中でとても大切なことではないでしょうか。
 犬山市内には12箇所のサロンが活動しています。
 「どこでやっているの?」「何から始めたらいいの?」「関心はあるけど・・・」
 社協は小さな疑問にお答えし、皆さんのやってみようを応援します。どうぞお気軽にご相談してくだい。

犬山市社会福祉協議会 0568-62-2508

2013年2月14日木曜日

中京銀行様から車いすの寄附をいただきました

2月8日(金)
 株式会社中京銀行様から創立70周年記念事業として、地域社会への感謝の気持ちを示すためにと、車いす2台をご寄附いただきました。
 ご寄附いただいた車いすは、歩行の不自由な高齢者や障がい者への車いす貸出事業や小中学校での福祉実践教室などでの車いす体験に活用させていただきます。誠にありがとうございました。

中京銀行犬山支店長 廣地 大志様(左)
ご寄附いただいた車いすです

2013年2月8日金曜日

心配ごと相談員連絡会を開催しました

 2月7日 午後、福祉会館にて「心配ごと相談員連絡会」を開催しました。
 社協では、月2回(第1、3木曜日)に心配ごと相談を開催しており、相談所では民生委員・児童委員さんの5名に相談員を担当していただいています。
 会議は、①相談所の現状についての説明 ②12月に受講した研修会の報告・振り返り ③今後の方針 について話し合われました。
 



 研修会の報告では、資料説明だけでなく、感想を踏まえた充実した話がされ、当日参加できなかった相談員だけでなく、受講した相談員も内容を再認識し、今後の相談に活きる意見交換となりました。







 今後の方針については、ワークショップ形式で行いました。ポストイットに相談を通じて日頃感じることを自由に書いて発言し、出てきた課題や疑問点を話し合いました。
 「次回からはこうしていこう」 「もっと広報をしよう」等、今後に取り組むべき項目、今後の方向性も議論されました。








 相談員の皆さんからは、少しでも相談をされる方の力になりたいという想いを感じる発言が多く出されて、担当者として心強く思いました。
 これからの心配ごと相談所の運営に収穫が多い充実した会議になりました。

 ずっと悩んでいたことも、話すことで心がすっきりすることがあります。心配ごと相談所はそんな不安を一緒に受け止め、一緒に考えまる場所です。
 あなたの悩み聞かせてください。お待ちしています。
                                                  (A.O)

心配ごと相談の案内

 心のモヤモヤ、心配事、一人で悩んでいませんか?
 生活上のいろいろな悩みや、相談ごとに対して民生委員を主体とした相談員が面談、電話により
相談をお受けしています匿名での相談も可能です。

●たとえばこんな相談
  ◇暮らしや住まいに関すること・・・
  ◇家族に関すること・・
  ◇健康や福祉に関すること・・
  ◇誰かに話したいけど、身近な人には話しにくいこと・・
  ◇どこに相談してよいかわからないこと・・

●開所日
   ◇第1木曜日 午前 9時00分~午後3時00分(正午~午後1時は休憩) 
   ◇第3木曜日 午前10時00分~午後3時00分(        〃       )
    (祝日と重なる場合は、翌週木曜日)

●場 所 犬山市福祉会館 3階 相談室(住所:犬山市大字犬山字北古券2)

●電 話 0568-61-4613

※相談無料、プライバシーを尊重し秘密は厳守します。
  (民生・児童委員には法により守秘義務が定められています)





2013年2月7日木曜日

明日から使える講座-その①「レクリエーションセミナー」を開催しました

2月4日(月)

 「明日から使える講座~施設の、地域のサロンを応援 効果的なレクリエーション、コミュニケーションアップセミナ~」を福祉会館で開催しました。

 この講座は、市内の福祉施設職員及び地域サロン(お年寄りや子育て中のお母さんたちが、近所で交流したり仲間作りをする場所)を運営するボランティアの方々を対象として、身近な研修を通じてのスキルアップと活動者同士の横のつながり作りを目的に全2回の内容で開催します。



  
 第1回の本日は「レクリエーションセミナー」として講師には、有限会社レクリエーションサポート取締役 荒深裕規さんにお願いしました。
 
 荒深さんは、日本福祉大学の准教授としても活躍され、介護施設等でレクリエーションを提供しています。
 実際の経験や体験も含めた講義と実技を織り交ぜた内容盛りだくさんの2時間でした。
 


ここで少し研修のポイントをご紹介します

●研修のポイント

①雰囲気作り(アイスブレーキング)の必要性
 先にリラックスした楽しい雰囲気を作ってから行うことで、よりレクリエーション(以下 レク)が楽しめます。

②レク活動とは
 レクのイメージというと、「ゲーム、歌、体操、工作」などの活動ではないでしょうか。
実際はその人にとって楽しむものであるならば「会話、散歩、眠る、洗濯物をたたむ」などの日常的な活動もレクになるとのこと。
 楽しみは千差万別。人によって、色々な料理を食べる、送迎中のドライバーさんとの談話が楽しみの人もいます。その楽しみこそがレクになる。レクへの認識がどんどんと広まります。

③レク援助者の役割
 主人公である利用者のニーズや気持ちに寄り添い、援助することが役割であり、レクのネタを考えるのではなく、利用者の持つニーズや目的を一緒にかなえることが援助である。
 自分たちに寄り添って、楽しんでもらおうとする援助者の姿が信頼関係を築くことにつながるんですね。

 講義の中で、先生が言われた「何をするかか(内容)が大事ではなく、誰とするか(誰と過ごすか)が大切」という言葉が印象に残りました。そんな一緒に過ごしたいと思われるような職員、ボランティアになりたいですね。




 


カップルゲーム
 歌舞伎や物語に登場する男女の名前とその物語を加えるゲーム。
 ある男性の好きなお話(歌舞伎や映画、歴史)から考案されたゲームだそうです。答えをいうのをその男性に解説兼ねてをお願いしたとのこと。
 一人一人のニーズを聞いて支援するレクリエーションの形です。



103cm一番の記録が出ました


 長さあてゲーム
  三つの物を使って1mの長さに近づけるゲーム。
   テーラ(服の仕立て)の仕事をしてい
  た方の特技を活かしたゲーム。






 


④レクの説明の重要性
 レクは、得られる効果、目的を明確にすることで参加が自発的な参加へとかわり、必要性があるためマンネリ化にならなくなるそうです。確かに、効果がわかると続けようと思いますね。
      
輪投げの作成もレクになります
 指の運動により脳の活性化にもなるそうです
和やかな雰囲気で、笑顔がたくさんありました

 参加いただいた皆さんの感想には「明日からのレクに活用したい」「今後のサロン活動の参考になった」などうれしい回答がたくさんいただくことができました。

 第2回「コミュニケーションアップセミナー」は、同じく福祉会館にて、2月28日(月)13時~15時で開催します。現在、参加受付中ですので興味、関心のある方は社会福祉協議会(℡62-2508)にお申し込みください。