2012年12月6日木曜日

介護者のつどい~内藤記念くすり博物館~


11月30日(金)

 
 朝晩は冷え込みも続いた11月の最終日、日頃の介護から気持ちも体もリフレッシュしていただこうと市からの委託事業として社会福祉協議会が企画、運営し「介護者のつどい」を開催いたしました。

 暖かな日差しの中20名の老若(?)男女のご参加をいただき、一路、バスは木曽川沿いを紅葉真っ盛りの岐阜県川島町へ。橋を渡ると緑に囲まれた内藤記念くすり博物館が見えてきました。
 入館後エーザイ川島工園のきれいな職員さんの説明を受けたあと博物館を見学。薬の歴史や貴重な資料・道具など多くの展示物をみなさん熱心に見て大いに勉強になったようです。


一般の人にもわかりやすく展示されています

 昼食は体に良いという食材を用いた薬膳弁当を頂き、その後介護の情報交換や体験の意見交換をしました。みなさんそれぞれの思いや気持ちを同じ立場の方々と共有できて良かったと話されました。


医食同源のお弁当を美味しくいただきました

 午後は職員の説明でエーザイの工場見学をし、その後工場内の日本庭園を散策しました。紅葉で色付いたカエデやいちょうの美しさを満喫し、深まる秋の一日を過ごしました。

散策で気分も癒されます
右の方がきれいな職員さんです

 「介護者のつどい」は、来年度も開催する予定です。
 介護者どうし、同じ立場で日頃の思いを語り合ってみませんか?
 多くの皆さんの参加をお待ちしています。



2012年11月29日木曜日

福祉実践教室‐栗栖小学校

11月29日(木)

 11月29日の午後に栗栖小学校で福祉実践教室が開催されました。
 栗栖小学校では、1〜6年生の全生徒13名が福祉体験を通じて「ふくし」を学びました。
 今日は、盲導犬体験として、講師の千葉さんからお話いただきました。千葉さんは、児童の皆さんの質問に答えながら、「盲導犬は命懸けで自分を守ってくれるパートナーであり、自分の体の一部。すべての世話をし、盲導犬のヴェスタの気持ちをわかるように努め、強い絆がある」「目がみえなくても料理ができる人もいるよ」と盲導犬のことや視覚障がいについてのお話をしてくれました。

皆さんの質問を元に色々なお話を聞きました

  そしていよいよ、盲導犬体験です。アイマスクを付けて実際に盲導犬と歩く体験を行いました。
 全校生徒だけでなく、保護者の方、先生も体験しました。

見えなくても盲導犬のおかげで、

盲導犬の足に当たるくらい近づいて歩きます。



お母さんもドキドキ体験
 
先生も念願の初体験です

 最初はすごく緊張していた児童のみなさんも徐々にほぐれ、積極的になって最後の質問タイムでは時間を延長するほどの盛り上がりでした。
 この体験を通じて、日頃から「ふくし」について考えていただければと思います。
 最後に皆さんへのお願いです。街中で盲導犬を見つけたら、その時は盲導犬は案内の仕事をしています。仕事中の盲導犬には決して声をかけたり、触らないようにしてくださいね。   (A・O)




2012年11月27日火曜日

要約筆記サークル「ともだち」の定例会に参加しました

11月27日(火)

 要約筆記とは、耳が聞こえにくい、聞こえない方に話の内容、会議の進行、講演の内容などをリアルタイムに文字通訳する、筆記通訳のことです。
 講演会で、スクリーンに講師のお話を文字通訳しているのをみたことはありませんか?

 今日は、新しく購入した機器を見せていただきました。
 ①OHC(オーバーヘッドカメラ)
 ②プロジェクター
 ③スクリーン
 ④OHC用のキャリーバッグ   です。

上から③スクリーン、④キャリーバッグ、①OHC、④プロジェクター
この機器は、「公益財団法人 車両競技公益資金財団」が行う 『平成24年度 高齢者、障がい者の支援を目的とするボラ活動に対する助成事業』の助成を受けて購入したものです。
 http://www.vecof.or.jp/

最近は、財団、企業などから様々な活動を応援する助成事業が増えてきました。ありがたいことです。
財団等が行う助成金については、お気軽に社協へお問い合わせください。











 皆さん、初めて使う機器に四苦八苦しながらも徐々になれ、セッティングも完了です。
 さっそく使われました。
 「うわーきれい!見やすいねー」、「書きやすい」
 サークルの皆さんの喜ばれる姿を見ると、助成事業のご紹介ができてよかったと嬉しくなります。


実際の要約筆記の様子です。講演会で見たことはないですか?
OHCのカメラの下で文字を書くと・・・




スクリーンにこのように映ります。

 聞こえが不自由な人も、要約筆記を通して人の話がわかり、会話することができます。
 この要約筆記によって相手を理解し、分かり合えるようになるんですね。

要約筆記サークル「ともだち」のみなさん です

 何か始めようかと思われている方、書く事でできる活動を始めませんか。見学、お問い合わせはお気軽に社協ボランティアセンターまでご連絡ください。

〜 あなたの「耳」と「手」を求めています〜
                                                       (A・O)




2012年11月19日月曜日

平成24年度犬山市災害ボランティアコーディネーター養成講座

11月11日・18日(日)

 昨年に引き続き、今年も災害ボランティアセンターでの運営スタッフを養成する「災害ボランティアコーディネーター養成講座」を’犬山市’と’犬山災害ボランティアコーディネーターの会’とともに開催いたしました。
 今回の受講生は、下は21歳の女性から上は75歳の男性までと幅広い世代の男性18名、女性10名の合わせて28名が参加され、皆さんそろって修了されました。

 講座は二日間でおこない、一日目は「犬山市、犬山市社協の災害対応」「災害ボランティアとは」「災害ボランティアセンター運営とは」などについて、東日本大震災等の事例も交えて講義がありました。

災害ボランティアコーディネーターとは・・・知っていましたか?
東日本や阪神淡路での事例もまじえて説明いただきました

 二日目は、実習として災害ボランティアセンターの模擬運営とトランシーバーを利用した無線通信体験を3つのグループに分かれておこないました。

テント設営から一日が始まりました
センター運営と各班の役割について説明を受けます
センタースタッフとボランティア役とに分かれて実演します
コーディネーターの会スタッフが指導します

講座修了証授与(二日間どうもお疲れさまでした)

 ’犬山災害ボランティアコーディネーターの会’さんでは、大規模災害にも備えて200名の会員数を目標にされて活動しています。
 来年度以降もこの講座は引き続き開催していく予定です。多くの皆さまの参加をお待ちしています。

2012年11月15日木曜日

愛知県知事感謝状・愛知県社会福祉協議会会長感謝状伝達式

11月15日(木)

 平成24年10月24日、第60回愛知県社会福祉大会にて授与されました感謝状の伝達式を福祉会館にて行いました。
 愛知県知事感謝状は10年以上、愛知県社会福祉協議会会長感謝状は4年以上活動を続けられ、その功績が認められたボランティアグループに授与されます。


伝達の様子
愛知県知事感謝受賞のみなさま
右から ・ナイスで犬山様 犬山観光ガイドボランティア(犬山を訪れる方々の案内)
     ・木曜会様 犬山西老人憩の家でおしゃべりサロンを月2回開催
     ・木寿会様 前原台集会所で異世代交流サロンを毎週開催
     ・外出支援「この指とまれ」様 ご自分で移動の難しい方の外出支援活動

愛知県社会福祉協議会会長感謝受賞のみなさま

右から ・マンドリンアンサンブル「四季」様 福祉施設でマンドリン演奏活動
     ・カモミール様 福祉施設や福祉まつりでトーンチャイムの演奏活動
     ・犬山春日会様 歌と踊りを福祉施設で披露 犬山市内だけでなく近隣市町でも活躍され                     ています

  また、本日は都合がつかず欠席されましたが、
     ・犬山体操同好会土曜会様(福祉施設での体操レクリエーション活動)も受賞されました。


受賞おめでとうございました、今後とも地域の為にますますのご活躍をお願いいたします。

2012年11月8日木曜日

ふれあいホットサロン‐犬山南児童センター

11月8日(木)

 「ふれあいホットサロン」が犬山南児童センターで開催され、‘ぽんぽこ’さんと‘生きがいサロン(五郎丸サロン)’の利用者が交流しました。
 今回は、民生児童委員、更生保護女性会、地域活動クラブの皆さんも参加されて、全体で四世代にわたるにぎやかな交流会となりました。


センター長のあいさつ
社会福祉協議会事務局長のあいさつ

手遊び、軽い体操で体を温めました

大きな布を使ったボール遊び
全員で布を上げたり下げたりして、盛り上がりました

 交流終了後、五郎丸サロンからは、布で作った柔らかいぬいぐるみとお菓子をプレゼントした後、
昼食を共にして、サロンは終了しました。

 

2012年11月5日月曜日

秋桜・福祉まつり

11月4日(日)

 本年も犬山市民健康館自主事業実行委員会と、社会福祉協議会の共催により健康・福祉の祭典である「秋桜・福祉まつり」を市民健康館(さら・さくら)で開催いたしました。
 社会福祉協議会では、自分たちの活動紹介の他、福祉にかかわるコーナーを受持ち、ボランティアグループ、福祉団体・施設のご協力を得て、福祉体験、授産品・手工芸品等の販売、団体や施設の紹介などをおこないました。
 当日は、絶好のお天気に恵まれたこともあって、朝から多くの来場者があり各コーナー大勢の人で賑わいをみせていました。
 
社協会長によるあいさつ

     
          手話サークル「からくり」のバザー
           掘り出し物はみつかりましたか?
施設の授産品などの販売
入所者が日々一生懸命作っています

風もなく、爽快で暖かな一日でした



      
   要約筆記体験
     読みやすく、正確に話をまとめてください



点字体験
6つの点、位置をよく見て打ってね

     
     
       車いす体験
         ブレーキを外せますか?
    
        やはり高齢者介護施設の情報は気になります













財布からお小遣いを赤い羽根募金へと・・
ありがとうございました


 全部は紹介しきれませんが、会場は他にもたくさんの企画、催しや出店でいっぱいでした。
 来場者の方々も楽しく、また有意義に半日を過ごしていただけたと感じます。
 関係者の皆さま、ご参加とご協力を誠にありがとうございました。




手話奉仕員養成講座入門課程閉講式

11月2日(金)

 手話奉仕員養成講座の閉講式が行われました。
 この講座は、社協の主催により、手話サークル「HANDS」「からくり」の協力を得て6月から全20回の講義で「聴覚障がい」や「手話の基本」を学びました。
 この日は、最終日ということで熱心に最後まで取り組まれた受講生11名の方に社協から修了証をお渡しいたしました。

長丁場、大変お疲れさまでした
(修了証授与のようす)
一人ひとり、手話を交えて感想を述べられました
今回の受講生の皆さんです

 講座をつうじて学ばれたことは、これからも地域、職場、学校でいかして、福祉のまちづくりの一員として活躍してくださることを期待しています。
 
 手話講座は、来年度も開催を予定しています、多くの皆さんの参加をお待ちします。


まちなかいきいき余遊亭茶論(さろん)に行ってきました

11月1日(木)

 犬山地区の余坂にある余遊亭にて「まちなかいきいき茶論」が開催されました。

 この茶論は、高齢者等を対象に、気軽に外出し、おしゃべりを楽しむ会です。
社会福祉協議会(社協)犬山北支部の主催で、年3回犬山北地区内で開催されており、今回は50名程の参加がありました。
 茶論には、①気軽に外にでていく場所となり閉じこもり予防に、②お話の場となる仲間作りの場、③体操や小物作りなど活動の場、④色々な情報をきくことができる場 と様々な効果があります。
 
 今回の内容は・・・
 ○犬山市役所防災安全課の職員による防災のお話です。
  地震で怪我や亡くなる方の原因として、家具に挟まれることが多く、寝室等にある家具が倒れな
  いよう固定をすることが大切だそうです。
    「でも自分で取り付けるのはちょっとできないわ」と心配される方に朗報です!
  犬山市では、災害時要援護者支援制度に登録をされている世帯に対し、家具の転倒防止取り
  付けを支援をしています。
     くわしくは→犬山市役所 防災安全課 ℡ 44-0367 Fax 44-036へ

  こんな暮らしに役立つ情報も集まり聞けるんですね。

身近な話に皆さん真剣です
○音楽療法士(ソプラノ歌手)の奥田しげみさんによるミニコンサート、歌での体操やゲーム、
  楽器を使っての演奏を楽しみました。

普段あげにくい手も楽しみながらだと不思議と手が上がります


笑顔も引き出る、音楽の力です

      
      このような道具を・・・

説明通りに鳴らすと・・・

見事な演奏に早変わり!!


○その後、昼食やお菓子を肴におしゃべりを楽しみました。

楽しいおしゃべり会のひと時です

ふれあいホットサロン‐中央児童館

11月2日(金)

 「ふれあいホットサロン」が、中央児童館で開催されました。
 このサロンは、社協が高齢者の生きがいづくりと介護予防を目的として運営している「生きがいサロン」の利用者と「児童センター」の‘ぽんぽこ(3歳未満児とお母さん)’との世代を超えたふれあい、交流を図ることを目的に各地区でこの時期に開催しています。
 本日は、ふれあいプラザ(丸山)の利用者が中央児童館のぽんぽこと交流しました。

まずは、体操で心と体をほぐします

 それぞれ自己紹介を終えた後、児童館の先生の指導により野菜・果物を使った手遊びや座ったままでできる軽い体操が始まりました。

かわいい親子がサロン利用者にかけよって、ほんわかした交流となりました
一緒に手遊びも楽しみました
お母さんに抱っこされて、握手
 
 交流遊び終了後、生きがいサロンの利用者から、プラ板で作ったキーホルダーなどをプレゼントした後、昼食を共にしてサロンは終了しました。
 皆さん、ひ孫のような幼い「ぽんぽこ」さんとひとときを過ごし、元気をいっぱいもらった様子でした。
 この「ふれあいホットサロン」は、11月中、市内他6ヶ所の児童センターで開催されます。
 
 なお、このサロンの開催には、市民の皆さまからお寄せいただく「歳末たすけあい募金」を活用させていただいています。